005 獨 坐 敬 亭 山 李白


獨 坐 敬 亭 山 李白
Dú zuò jìng tíng shān  libái
衆  鳥  高  飛  盡
Zhòng niǎo gāofēi jǐn
孤  雲  獨  去  閒
Gūyún dú qù xián
相  看  兩  不  厭
  Xiāng kàn liǎng bùyàn
只  有  敬  亭  山
Zhǐyǒu jìng tíng shān

獨り敬亭山に坐す 李白
衆鳥 高く飛びて尽き
孤雲 獨り去って閒たり
相い看て 兩つながらに厭わざるは
只だ 敬亭山 有るのみ 

鳥たち 高く飛んで空に消え
ぽつんと居た雲も 離れ去って また独り
向かい合って飽きないでいられる
敬亭山だけは 此処にある

孤独と自由と永遠とがここにあるのだろうか。